2024-09-05

公開中の映画「フェラーリ」を観る前に!「フォードvsフェラーリ」の復習

現在公開中の、マイケル・マン監督の「フェラーリ」。

  

2020年に公開された、「フォードvsフェラーリ」は、同じくマイケル・マン氏が製作総指揮を務めていました。「フェラーリ」を観る前に、「フォードvsフェラーリ」がどんな映画だったのか、復習してみましょう!

  

  

1960年代半ば、ヘンリー・フォード2世はフェラーリ買収を試みるも、創業者エンツォ・フェラーリに屈辱的な拒絶を受けました。

この出来事が発端となり、フォードはフェラーリを打ち負かすために、元レーサーでカーデザイナーのキャロル・シェルビーを雇いました。
そして、世界最高のレーシングカーを開発する計画を立てます。
シェルビーは、自動車との「一体感」を感じ取る卓越したレーサー、ケン・マイルズとともに、試行錯誤の末に「GT40」を完成させます。
そして1966年、ル・マン24時間レースでフォードはフェラーリを抑え、1位から3位までを独占するという圧倒的な勝利を収めました!

  

この勝利は、フォードが技術と情熱で挑み、栄光を勝ち取った瞬間として歴史に刻まれたのです。

  

  

この「フォードvsフェラーリ」は、マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演でダブル主演を務めた作品です。
第92回アカデミー賞で、作品賞を含む4部門でノミネートされ、編集賞と音響編集賞の2部門を受賞しました。

  

見どころは、何と言ってもケン役のクリスチャン・ベールの味わい深い演技。
そして、「主役」である自動車達の活躍でしょう。

  

冒頭で、シェルビーが爆走する「コブラ」を見た時点で車好きのテンションは大きく盛り上がります。
そして、命を燃やしてル・マンを駆ける「フォードGT」とフェラーリ「330P4」の美しさ、かっこよさ!是非、サブスクやレンタル等でご覧になってみてください。

  

この映画でも、初老の「エンツォ・フェラーリ」は登場しますが、彼にとっては大きな苦い思い出の一場面。
そんな、エンツォの人生はどう描かれるのでしょうか。「フェラーリ」を観るのも待ちきれませんね。